郡山市福島空港活用促進協議会(郡山市・郡山商工会議所・郡山地区商工会広域協議会・JA郡山市)が主催する「郡山市民の翼」が、団長の原正夫市長、副団長の丹治一郎郡山商工会議所会頭(郡山市福島空港活用促進協議会会長)をはじめとした郡山市民92名が参加し、平成24年2月7日から9日までの2泊3日の行程で行われました。
札幌便で北海道に降り立った一行は最初に小樽市へ。観光の中心となる小樽運河に到着後、運河周辺を散策。明治から大正時代に建てられた銀行や社屋が数多く残り、優れた技法、装飾、工法から「近代建築の博物館」と言われています。運河周辺のショップの多くが、それらの歴史的建造物を利用していました。平日にも関わらず、観光客でにぎわっておりました。
小樽出発後、札幌市へ到着。さっぽろ雪まつりを見学しました。 さっぽろ雪まつりは、大型雪像が設置される「大通り会場」や世界各地から氷彫刻が出典される「すすきの会場」、大型すべり台がある「つどーむ会場」で構成される雪と氷の祭典です。 今年は、復興支援を目的に、会津若松市の鶴ヶ城が、北海道テレビ放送と陸上自衛隊により制作されました。石垣から五層の天守閣までが忠実に再現されており、ライトアップ時間内に視察することができ、参加者から歓声があがっていました。
続いて訪れた旭川市は、国際会議観光都市にも指定されている中核市で、この度の震災では、郡山市に物心両面で多大な支援をいただき、その御礼と交流が今回の翼の大きな目的でした。到着後、行われた交流会「郡山市民の夕べ」には、西川旭川市長や旭山動物園の坂東園長らをお招きし、講話をいただいたほか、地元名産であるデコ屋敷の干支張子や、柏屋の薄皮饅頭・三万石のままどおるを贈るなど、交流を深めました。
旭川市長にデコ屋敷の干支張子が贈られた |
丹治会長から旭山動物園長にも贈呈 |
最終日に見学した旭川冬まつりは、ギネスブックに認定される大型雪像が見所です。氷点下15度でしたが、快晴。大型のすべり台に積極的に参加するなど、イベントを満喫していました。
その後、訪問した日本最北の動物園「旭山動物園」では、動物が本来持つ能力や行動を観察できる「行動展示」の取り組みが見所です。当日は、積雪期しか見られない「ペンギンの散歩」に人だかりができるなど、有意義な研修となりました。
原市長も積極的に市民と交流 |
旭山動物園でも人気の高い「ペンギンの散歩」 |