郡山市福島空港活用推進協議会(郡山市・郡山商工会議所・郡山地区商工会広域協議会・JA郡山市)主催の平成21年度「郡山市民の翼」は、10月8日から11日までの日程で、団長の原正夫市長、副団長に丹治一郎郡山商工会議所会頭(郡山市福島空港活用推進協議会会長)をはじめ、市民ら約70名が参加しました。
上海空港経由で大連を訪れ、日露戦争の史跡の多い旅順地区では「東鶏冠山北堡塁」「203高地」「水師営会見所」を、旧満州時代の建造物が残る大連市街地では「星海広場」「旧満鉄本社」「大連港」「中山広場」などを視察し、今なお残る戦争の爪痕を目の当たりにし、改めて平和の尊さを痛感するとともに、現地の観光事情や両国の深い歴史的かかわりに理解を深めました。
万博の開催を来年に控え再開発が進む上海では、世界一の高さの展望台「上海森ビル」「上海博物館」などの近代的建築物と、「豫園」「外灘」などの歴史を感じさせる街並みが同居する市街地を巡り、世界中から観光客が訪れる上海の現状を体感しました。
また、上海万博局の周部長や、中国東方航空元福島支店長であり現在は同社の万博会場責任者の黄秘書長らをお招きしての交流会「郡山市民の夕べ」を実施し、両市の観光・経済について懇談。今後益々の交流促進と発展を誓った他、団員(市民)相互の絆を深めました。
「上海森ビル」展望台 |
歴史を感じさせる「豫園」周辺 |
原市長、丹治会頭らは、上海市人民対外友好協会、日本貿易振興機構上海事務所、福島県上海事務所を訪問し、福島空港を活用した観光客誘客や文化交流について意見交換を行い、本市と中国との交流拡大を図ってまいりました。
上海市人民対外友好協会 |
ジェトロ上海事務所 |